百貨店のおせち予約 2024年！三越・大丸・髙島屋・伊勢丹・東急・阪急・近鉄からチョイス

京都鷹峯のしょうざんのおせち料理を注文しました。

しょうざんといえば、京都盆地の左上の隅にある本阿弥光悦ゆかりの地に建つ総合リゾートです。
そこは世界遺産金閣寺の少し北側の山に近いところに広大な敷地を持っています。

写真は届いたばかりの冷凍状態の様子です。

しょうざんリゾートは、ちょっと行きにくいところにあって、金閣寺の北側の細ーい道をぐねぐねと進んだ先にあります。
敷地に入ってしまえば、結婚式場があり、レストランがいくつもあり、ホテルがあり、素晴らしい庭園もあるという隠れ里のようなところ。
東側の背後は豊臣秀吉の築いた土塁「御土居」が壁のようになっていて、外界と遮断された雰囲気です。
あまりに隠れているので、平日などに行くと人が少なくて、大丈夫かな？と心配してしまうこともありますが。

我々がよく利用するのは中華料理の楼蘭です。お値段は抑えめなのにとてもセンスの良いランチがいただけます。
利用者はけっこう年配のかたが多いので、量がほどよいのも良いと思います。
庭園にもときどき訪れます。庭園が華やかな季節は、3月の梅・6月の花しょうぶ・11月の紅葉などでしょうか。

日本料理のレストランは、料亭『千寿閣』、京料理『紙屋川』、鳥料理と和食『わかどり』の三店。
写真は秋の『千寿閣』。目の前にはもみじ、そして御土居。

今回注文したおせち料理はそんなしょうざんが作るおせちです。
しょうざんのおせち料理は、どの百貨店でも手広く取り扱っている有名おせちで、長きに渡って販売していますので、味だけでなく品質管理から配送に至るまですべてが安定しているイメージがあります。
記事を書いている時点で扱っている百貨店は、高島屋・大丸松坂屋・三越伊勢丹・阪急・阪神・東急百貨店など。
そのほかいくつかの通販サイトでも注文できます。

お正月の朝、解凍も終わって食卓へ。

海老が6尾、まんなかに盛り付けられているのは一の重。
大きな空豆が目立ちます。

二の重は完全に洋食おせち。鮮やかなロブスターが真ん中に。

再び和食が詰まった三の重。目を引くのは蟹爪ですね。

とくにおいしかったものをいくつか挙げてみます。
一の重

小鯛の西京焼きは味が優しく上品、ふっくらと焼けていました。
にしん昆布巻きは普段食べているようなキツめの味付けでなく、ふんわりしたやさしい味。ごはんが欲しくならない昆布巻きです。
鶏野菜巻きはフカフカした食感。ゴボウの歯触りが良く、生姜も少し効いています。
棒鱈は予想を裏切って、ピリ辛。もっと欲しくなる。
紅白なますはやさしい酸っぱさ。柑橘系の香りがすると思ったら、日向夏の皮が入っているとのこと。

二の重
こどもが先に箸を伸ばすのがロブスターがアピールする洋食のお重。

すぐになくなったのが、南瓜のキッシュ・クリームシチューテリーヌ・海老マヨサラダ・たこのバジルソース・パンプキンサラダ・チキンとグリルのトマトソースなど。
凝った洋食は文章で説明するのが難しいですが、どれも優しく上品なお味で、もう少し欲しくなるものが多かったです。
海老マヨサラダの海老はまさにプリプリ。
マリネもキツくなくておいしいです。（木の子とブロッコリーのバジルマリネは最高、イカと野菜のマリネは濃い目でした）
スパイシーポークは見た目は普通ですが、後味がいい。
このお重は早くなくなったので、わたしは食べていない料理もあります。

三の重

九条ネギ入り卵焼きはたいへんジューシー。冷凍物とは思えません。
ちりめん山椒が入っているのは京都らしいですね。良いお味です。
栗麩含め煮・よもぎ麩含め煮・梅麩含め煮も京都らしい。グルテンでモチモチです。
焼きたけのこは風味最高。
ぶり白子時雨煮は濃い目の味。お酒のアテになります。
紅ズワイガニ蟹爪は、もう少し水分がキープできていたらよかった。

全体的に上品で嫌味のない味付けで、おいしく完食しました。
薄めのお味のものが8割、グッとくる濃い目のお味が2割といった印象で、バランスもよかったです。
おすすめしたいおせち料理です。

アレルギー物質については詳しく説明書きに書かれています。
小麦・乳成分・卵・海老・蟹・イカ・イクラ・牛肉・くるみ・ごま・鮭・鯖・大豆・鶏肉・豚肉・桃・山芋・林檎・ゼラチンです。

しょうざんリゾート京都のおせち料理は、「千寿閣」「紙屋川」の二店が提供しています。
高島屋のオンラインショッピングサイトで「しょうざん」で検索して絞り込めばすぐに見つかります。
年末の配送だけでなく、年明けに届けてもらえるものもありますので、ご利用ください。
高島屋でしょうざんおせちを見てみる